北福升村(読み)きたふくますむら

日本歴史地名大系 「北福升村」の解説

北福升村
きたふくますむら

[現在地名]遊佐町増穂ますほ

南福升村の北にあり、北は下江地しもえち村。元和八年(一六二二)の酒井氏知行目録には村名なく、寛永元年庄内高辻帳では高三三九石余。享和三年(一八〇三)には家数一七・人数八〇(「村数家数人高控帳」斎藤文書)庄内要覧によれば免五ツ六分七厘、家数一七。明治九年(一八七六)仙北新田せんぼくしんでん村など三ヵ村と合併し増穂村となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android