北絹(読み)ホッケン

デジタル大辞泉 「北絹」の意味・読み・例文・類語

ほっ‐けん【北絹/黄絹】

《「ほっ(黄)」は唐音室町時代中国東京トンキンから渡来した、黄繭の糸で織った薄い平絹。ほっけんつむぎ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「北絹」の意味・読み・例文・類語

ほっ‐けん【北絹・黄絹】

  1. 〘 名詞 〙 室町時代、中国の東京(トンキン)から渡来した黄繭の糸で織った薄い布。ほっけんつむぎ。
    1. [初出の実例]「一、百文 北絹七尺二寸紫之染賃」(出典:高野山文書‐文安六年(1449)六月・高野山天野舞童装束注文)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android