北部訓練場(読み)ほくぶくんれんじよう

日本歴史地名大系 「北部訓練場」の解説

北部訓練場
ほくぶくんれんじよう

[現在地名]東村高江・宮城、国頭村安波・安田・楚洲・謝敷・浜

米軍海兵隊の訓練場。二〇〇一年(平成一三年)三月現在の面積七八・三三二平方キロ、地主数は七一人で年間賃借料は四億八千一〇〇万円、駐留軍従業員は一〇人。当施設は国頭村・東村にまたがり、東海岸一帯の広大な森林地帯を占める沖縄県最大の演習場で、自然条件を生かしてゲリラ戦・ジャングル戦の訓練基地として使用されている。東村高江たかえの北にベースキャンプが設置されていて、宿舎・事務所・変電所・診療所などがあるほか、細分化された訓練場内に一〇ヵ所のヘリパッドもある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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