北野元峰(読み)きたの げんぽう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北野元峰」の解説

北野元峰 きたの-げんぽう

1842-1933 幕末-昭和時代前期の僧。
天保(てんぽう)13年11月1日生まれ。曹洞(そうとう)宗。江戸青松寺の素信魯衷の法をつぎ,明治6年同寺の住持となる。永平寺総持寺の両本山分離抗争に際し,調停につとめた。大正9年永平寺貫首,曹洞宗管長。昭和8年10月19日死去。92歳。越前(えちぜん)(福井県)出身。法名は大夤。著作に「起信論講義」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android