十二(読み)じゅうに

精選版 日本国語大辞典 「十二」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐に ジフ‥【十二】

〘名〙 (数の名。一〇に二を加えたもの)
① 一二歳のこと。
源氏(1001‐14頃)桐壺「十二にて御元服したまふ」
仏教でいう十二分経のこと。
往生要集(984‐985)大文六「南無八万十二一切正法」
俳諧鶉衣(1727‐79)拾遺「子(ね)はそも十二の始にありて、しかも大黒天のつかはしめ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android