千代を籠む(読み)チヨヲコム

デジタル大辞泉 「千代を籠む」の意味・読み・例文・類語

千代ちよ・む

千年後までも栄えるめでたいしるしをもっている。
「君が経む―・めてや春くればみ垣の竹の色のことなる」〈新葉・賀〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「千代を籠む」の意味・読み・例文・類語

ちよ【千代】 を 籠(こ)

幾千年の後までも長く栄えるめでたいしるしを持つ。また、末長く変わらないようにとの祈りをこめる。
拾遺(1005‐07頃か)賀・二七六「ひとふしに千世をこめたる杖なれはつくともつきし君かよはひは〈大中臣頼基〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android