千屋(読み)ちや

日本大百科全書(ニッポニカ) 「千屋」の意味・わかりやすい解説

千屋
ちや

岡山県中西部、新見(にいみ)市の一地区。旧千屋村。高梁(たかはし)川源流、中国山地にあり、かつて三黒すなわち砂鉄、木炭和牛産地として知られた。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「千屋」の意味・わかりやすい解説

千屋
ちや

岡山県西部,新見市北部の地区。旧村名。 1955年新見市に編入。かつては砂鉄製錬が行われていたが,鉄山経営者の太田辰五郎が和牛の改良を行い,江戸時代末期から優良な血統で知られる千屋牛が生産され,全国にその名を知られた。牛市は天保5 (1834) 年から始り,子ウシの生産が盛んで,現在もその伝統が残っている。県和牛試験場がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android