千年木(読み)せんねんぼく

精選版 日本国語大辞典 「千年木」の意味・読み・例文・類語

せんねん‐ぼく【千年木】

〘名〙 ユリ科の常緑低木。東ヒマラヤ、中国およびオーストラリア北部の原産で、観葉植物として多数の品種が作られている。高さ一~三メートル。幹はまれに分枝し、上部に葉を密生する。葉は長さ三〇~七〇センチメートル、幅約一〇センチメートルの楕円状披針形で明瞭な中肋があり、有柄。葉面身は革質でやや紫色を帯び、しばしば斑入りとなる。夏、頂生の円錐花序に、先が六裂した長さ一~一・五センチメートルの筒状花を多数つける。花は白、淡紫赤色などがあり、三角形の小苞をもつ。せんねんそう。こうちく。朱蕉。朱竹ドラセナ。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「千年木」の解説

千年木 (センネンボク)

植物。コルディリーネ・テルミナーリスの和名

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android