千年飴(読み)センネンアメ

デジタル大辞泉 「千年飴」の意味・読み・例文・類語

せんねん‐あめ【千年×飴】

江戸中期、浅草の飴売り七兵衛が売りはじめたという飴。現在の千歳ちとせ飴にあたり、紙袋に「千年飴」と記した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「千年飴」の意味・読み・例文・類語

せんねん‐あめ【千年飴】

〘名〙 江戸時代、元祿・宝永(一六八八‐一七一一)頃、江戸浅草の飴売七兵衛が売り本の飴を、鶴亀松竹梅模様をかいた長い紙袋に入れたもの。神社門前で、子ども宮参りのときに買い、親戚縁者にも配るのをならわしとした。現在では「ちとせあめ」という。せんざいあめ。寿命飴。千年。〔随筆還魂紙料(1826)〕

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