千木・搏風(読み)ちぎ

精選版 日本国語大辞典 「千木・搏風」の意味・読み・例文・類語

ち‐ぎ【千木・搏風】

〘名〙
① 日本建築で、大棟上に交差した木。本来は破風(はふ)上方が棟上に出て交差したものであるが、後には装飾化し、棟上に置くようになった。ひぎ
※延喜式(927)祝詞(出雲板訓)「高天原(たかまのはら)千木(チキ)高知(たかし)りて、皇御孫の命の瑞(みつ)の御舎(みあらか)を仕(つか)へ奉(まつ)りて」
太平記(14C後)一二「大方自余の社には様替て、千木(チギ)も曲らず形祖木もず」
② 「ちぎばこ(千木箱)」の略。
※洒落本・真女意題(1781)「『アノ鳥居のまへにならべて有るちっこひ箱は何でごいす』『アリャア搏風(チキ)とって、爰の名物さ』」
茅葺(かやぶ)き屋根の棟にまたがせたX字形の組み木。うまのり

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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