千洗村(読み)ちあらいむら

日本歴史地名大系 「千洗村」の解説

千洗村
ちあらいむら

[現在地名]小原村千洗

犬伏いぬぶせ川の上流にあり、道慈どうじ山の麓に位置する。遊屋ゆや沢田さわだ荷掛にかけから多治見たじみ(現岐阜県)に抜ける多治見道が通る。寛永郷帳では岡崎藩領、天明六年(一七八六)旗本久世三四郎領で明治維新まで続く。明治九年(一八七六)副業統計(小原村誌)では水車業三戸、木挽一戸とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android