デジタル大辞泉
「千筋」の意味・読み・例文・類語
ち‐すじ〔‐すぢ〕【千筋】
糸のように細長いものが数多くあること。「千筋の黒髪」「千筋の涙」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ち‐すじ ‥すぢ【千筋】
〘名〙
①
糸状のものが非常に多くあること。細かくたくさんあること。
※
謡曲・
夜討曾我(1480頃)「大勢落ち重なって、千筋の縄をかけまくも忝なくも」
※
洒落本・契情買虎之巻(1778)三「きよらかなる
みどりのちすじは、大たぶさのつくねしまだ」
せん‐すじ ‥すぢ【千筋】
〘名〙
縞柄(しまがら)の
一種。経
(たていと)二本を一組とし、二組へだてて、縞一組の
排列をする縦縞
(たてじま)。また、その
模様に染めたもの。
千筋染。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報