千草色(チグサイロ)とは？意味や使い方

デジタル大辞泉「千草色」の意味・読み・例文・類語

薄い浅葱あさぎ色。

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〘名〙 (「ちくさいろ」とも) 萌葱(もえぎ)色。千草。

※浮世草子・西鶴置土産（1693）二「千種色(チクサイロ)のもめんぬのこの身せばにして」

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色名の一つ。千種色とも書く。灰みがかった水色のこと。江戸時代、丁稚でっちの股引ももひきなどに用いられたという。千草とは種々の草という意味で特定の植物を示してはいない。古くなった衣類を藍あいなどで染め直したため、色がくすんでいったとされる。

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