千須和村(読み)せんずわむら

日本歴史地名大系 「千須和村」の解説

千須和村
せんずわむら

[現在地名]早川町千須和

薬袋みない村の東、早川左岸の氾濫原から河岸段丘上とその上部斜面にかけて立地する。早川入一八ヵ村の一。文禄三年(一五九四)六月一三日の浅野長継判物(寺記)に「千須和本証寺」とみえる。慶長古高帳には「千津和」「柿ノ島」が並記され、両者合せた高は三六石余、幕府領。寛文一一年(一六七一)の検地高は一八二石余、反別は田二反余、畑・屋敷七九町八反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android