朝日日本歴史人物事典 「千頭清臣」の解説
千頭清臣
生年:安政3.11.8(1856.12.5)
明治時代の教育者,官僚。高知藩士の子。東大文学部卒業後,英国留学。東京第一高等中学校(一高)教授,二高教授など歴任ののち,内務省に転じ,栃木・宮城・新潟・鹿児島各県知事を務め明治40(1907)年貴族院議員に勅選された。また,22年日本倶楽部を組織し,三宅雪嶺らと国粋保存運動を展開した。<著作>『ナポレオン伝』『坂本竜馬伝』
(小林和幸)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報