升組・枡組・斗組(読み)ますぐみ

精選版 日本国語大辞典 「升組・枡組・斗組」の意味・読み・例文・類語

ます‐ぐみ【升組・枡組・斗組】

〘名〙
障子欄間などの骨組を四角に組むこと。また、そのもの。
歌舞伎・蝶々孖梅菊(1828)序幕「本舞台、一面の平舞台正面、節の入りし杉戸、横は塗り骨、升組(マスグ)みの障子」
② 柱の上などにあって軒をささえる装置で、升形②や肘木を組み合わせたもの。斗栱(ときょう)。組物。
五重塔(1891‐92)〈幸田露伴一八「桝組(マスグミ)も椽配りも」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android