半抗原(読み)はんこうげん

世界大百科事典(旧版)内の半抗原の言及

【ハプテン】より

…(1)狭義のハプテン(付着体ともいう) 単独で動物に与えても抗体をつくらないが,できた抗体とは通常の反応を示すもの。精製した多糖体や脂質などがこれに属し,半抗原とも呼ばれる。ハプテンの種類によって条件は同じでないが,タンパク質などと混ぜたり(このときのタンパク質は付着体を抗体産生部位に運ぶという意味で曳行体(えいこうたい)schlepperという),カオリン等の吸着剤に吸着させて動物に与えると,その抗体がつくられる。…

※「半抗原」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android