協商会議[西アフリカ](読み)きょうしょうかいぎ[にしアフリカ](英語表記)Conseil de l'Entente

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「協商会議[西アフリカ]」の意味・わかりやすい解説

協商会議[西アフリカ]
きょうしょうかいぎ[にしアフリカ]
Conseil de l'Entente

1959年5月コートジボアール,オートボルタ (現ブルキナファソ) ,ニジェール,ダオメー (現ベナン) の西アフリカ4ヵ国が創設した一種の地域的経済関税同盟。 66年6月トーゴが加盟し,5ヵ国となった。加盟諸国の経済開発計画を準備し,資金の調達を行い,域内への投資を保証する基金として活用し,加盟国間の貿易,投資を促進することを一般的目的として掲げているが,現実には経済水準の比較的高いコートジボアールへの経済的依存度がかなり高い。最高議決機関である理事会は年2回の定例会議を開催し,議長は加盟国元首が1年の任期で交代する。

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