南伝馬町二丁目(読み)みなみでんまちようにちようめ

日本歴史地名大系 「南伝馬町二丁目」の解説

南伝馬町二丁目
みなみでんまちようにちようめ

[現在地名]中央区京橋二丁目

南伝馬町一丁目の南に続く、東海道を挟む両側町。東は南塗師みなみぬし町・松川まつかわ町一丁目・鈴木すずき町、西はおけ町二丁目・南大工みなみだいく町・南鍛冶みなみかじ町二丁目。国役町で伝馬役を勤める。安永三年小間附町鑑によれば京間一〇四間。名主草創名主の高野新右衛門(同小間附町鑑、宝暦七年万世町鑑)。東側中ほどの横町豆店まめだなと称した(御府内備考)。なお沿革図書によれば、南方の南大工町と松川町に挟まれた辺りは、元禄三年(一六九〇)広小路にこの二町が町立てされたのと同じ時にとおり三丁目の代地となり、正徳二年(一七一二)から南伝馬町二丁目に組入れられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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