南古都村(読み)みなみこづむら

日本歴史地名大系 「南古都村」の解説

南古都村
みなみこづむら

[現在地名]岡山市南古都

東平島ひがしひらじま村の南にあり、平地上に集落がある。南辺をすな川が南東流する。居都庄の遺称地。慶長一〇年(一六〇五)の備前国高物成帳(備陽記)福岡ふくおか庄に南居都村とあり、寛永備前国絵図では高二三一石余。正保郷帳には水損少と注記がある。「備陽記」によると田畠二七町一反余、家数五〇・人数二七一。文化年間の「岡山藩領手鑑」によると直高七三二石余、蔵入と家臣二人の給地。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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