南向(読み)みなみむき

精選版 日本国語大辞典 「南向」の意味・読み・例文・類語

みなみ‐むき【南向】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 南に向いていること。また、向きが南になること。南受け南面
    1. [初出の実例]「にしのはしより右のつかさ、ひとしく見あはせてのぼり給て、右南むきにつき給ぬ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)祭の使)
    2. 「南向(ミナミムキ)御簾を」(出典:太平記(14C後)二一)
  3. 僧侶が魚を食べること。〔随筆甲子夜話(1821‐41)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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