南洋興発(読み)ナンヨウコウハツ

デジタル大辞泉 「南洋興発」の意味・読み・例文・類語

なんようこうはつ〔ナンヤウコウハツ〕【南洋興発】

第一次大戦後に日本の委任統治領となった南洋諸島で製糖事業中心に事業展開した株式会社第二次大戦終戦時にGHQ指令により解散した。→南洋委任統治領

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の南洋興発の言及

【サイパン[島]】より

…日本時代には多くの日本人が移住し,各種の産業に従事した。とくに製糖が盛んで,その代表的企業は南洋興発であり,多数の日本人がこの会社の下で小作として働いていた。1930年当時,日本人人口はチャモロ族,カロリン諸島人の合計人口の3倍以上であった。…

※「南洋興発」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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