南蛮笠(読み)なんばんがさ

精選版 日本国語大辞典 「南蛮笠」の意味・読み・例文・類語

なんばん‐がさ【南蛮笠】

〘名〙 つばの広い南蛮風の帽子
※伊達家文書(天正一七年か)(1589か)七月二九日・北条氏照書状「然而為御音信、南蛮笠、并唐錦三巻進入被申候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の南蛮笠の言及

【被り物】より

…ほかに剃髪した者の被り物として頭巾があった。安土桃山時代にはスペイン,ポルトガルから西洋帽子が渡来し,南蛮帽,南蛮笠の名で呼ばれ,戦国武将が好んで用いた。一般の人々の被り物の主流は笠であった。…

※「南蛮笠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android