南部芳松(読み)なんぶ よしまつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「南部芳松」の解説

南部芳松 なんぶ-よしまつ

1894-1976 大正-昭和時代の型紙彫刻家。
明治27年9月20日生まれ。父に伊勢(いせ)型紙彫刻の突き彫りをまなぶ。白子徒弟学校中退後,明治42年山梨県谷村で甲斐絹(かいき)型を,44年から東京の小林勇蔵に中形彫刻をまなんだ。大正2年独立する。昭和30年「伊勢型紙突彫」の保持者として人間国宝。昭和51年11月5日死去。82歳。三重県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android