単側波帯振幅変調(読み)たんそくはたいしんぷくへんちょう

世界大百科事典(旧版)内の単側波帯振幅変調の言及

【多重通信】より

…そこで,電話1チャンネル分として,4kHzの周波数帯域を割り当て,多数の電話音声を周波数軸上で互いに重ならないように並べて一つの信号とし,一つの広帯域伝送路を用いて伝送する方式が周波数分割多重通信方式である。各電話信号をそれぞれ所定の周波数帯に移動させるには,各種の変調を用いることができるが,周波数分割多重通信においては,与えられた周波数帯域の中により多くの信号を多重化することが目標となるため,電話ではこれに最適な単側波帯振幅変調(SSB‐AM)方式が用いられている。図1に示すように,電話に用いられる周波数分割多重化装置は,SSB‐AM変調器とその出力信号を加え合わせる加算器とから構成される。…

※「単側波帯振幅変調」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」