印西[市](読み)いんざい

百科事典マイペディア 「印西[市]」の意味・わかりやすい解説

印西[市]【いんざい】

千葉県北西部の市。1996年印西町から市制利根川南岸の低地下総(しもうさ)台地にまたがる。利根川右岸の木下(きおろし)は近世木材集散,三社参りの河港として栄え,明治中期に成田線開通後は木下街道の旧宿場町大森が発展した。1967年千葉ニュータウンの開発区域に指定され,造成が進められてきた。1991年北総開発鉄道(現・北総鉄道)が開通,東京への通勤者が急増している。2010年3月印旛郡印旛村,本埜(もとの)村を編入。東日本大震災で,市内において被害が発生。123.79km2。8万8176人(2010)。

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