却来風(読み)きゃくらいふう

精選版 日本国語大辞典 「却来風」の意味・読み・例文・類語

きゃくらい‐ふう【却来風】

  1. 〘 名詞 〙 世阿彌が説いた芸風で、四〇歳以後に、一生うち一度だけするほどのたいせつな芸風。めったにあらわさない芸風。
    1. [初出の実例]「抑、却来風の曲と云、無上妙躰の秘伝也」(出典:却来華(1433))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android