原天満宮(読み)くしはらてんまんぐう

日本歴史地名大系 「原天満宮」の解説

原天満宮
くしはらてんまんぐう

[現在地名]久留米市東櫛原町

久留米段丘の北部石丸いしまる鎮座。旧郷社。祭神は菅原道真・吉祥女・天忍穂耳命。文治五年(一一八九)櫛原氏が太宰府天満宮神霊を勧請したという。天文年間(一五三二―五五)兵火で旧記類を焼失一説に源頼朝の創建とも、筑州刺史某が創立して社領五〇石余を寄進したともいう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android