原理主義(読み)ゲンリシュギ

デジタル大辞泉 「原理主義」の意味・読み・例文・類語

げんり‐しゅぎ【原理主義】

キリスト教で、聖書の無謬性を信じ、キリスト処女降誕贖罪・復活・奇跡などを歴史的事実として認識する信仰上の立場進化論や聖書の批判的解釈を容認する近代主義に対抗する運動として、1900年代初期に米国のプロテスタント諸派内で生じた。根本主義ファンダメンタリズム
一般に、基本的な理念原理原則を厳格に守ろうとする立場。市場原理主義など。
1から転じて》聖典教義を忠実に解釈し実践しようとする思想や運動。イスラム原理主義など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「原理主義」の意味・わかりやすい解説

原理主義
げんりしゅぎ

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android