原間一号墳(読み)わらまいちごうふん

日本歴史地名大系 「原間一号墳」の解説

原間一号墳
わらまいちごうふん

[現在地名]大内町川東

大日山だいにちやま古墳の南にある最大径一三メートルの円墳。埋葬施設は片袖形横穴式石室で東南に開口している。開口部から奥壁までの全長は七メートルで、玄室の最大幅は奥壁に近いところで二・一四メートル、長さは四メートル。奥壁には最大幅二・一四メートル、高さ二・五メートルの巨石を用いている。羨道は最大幅一・四メートルで長さは約二・五メートル。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android