精選版 日本国語大辞典 「厭苦」の意味・読み・例文・類語 えん‐く【厭苦】 〘名〙 いとい苦しむこと。非常にいやがること。※梵舜本沙石集(1283)七「厭苦の便りとせば、心に叶はぬ妻子等の悪縁、みな善知識たるべし」 〔後漢書‐循吏伝・孟嘗〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通 「厭苦」の読み・字形・画数・意味 【厭苦】えんく いとい苦しむ。〔捜神記、一〕陰生は、長安渭橋の下の乞小兒なり。常に市中に於て(こ)ふ。市中厭し、糞を以て之れに灑(そそ)ぐ。~之れに灑ぎしの家、居室自ら壞(やぶ)る。字通「厭」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報