参入規制(読み)さんにゅうきせい

世界大百科事典(旧版)内の参入規制の言及

【自然独占】より

…いずれの供給形態においても,独占を容認することによって一つの企業による供給の費用上の有利さを享受しており,また独占企業による独占的市場支配力の濫用を防止するため,その事業活動に関して政府の規制あるいは監督が行われている。一般に自然独占に対する政府の規制は,当該分野への参入を規制する参入規制と,財貨・サービスの価格を規制する価格規制に大別できる。従来,自然独占といわれていた分野においても,需要構造の変化や技術革新等を背景とした市場条件の変化が顕著にみられる分野については,政府の規制のあり方に関して理論面および政策面からの再検討の機運が近年みられる。…

※「参入規制」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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