反訳(読み)ハンヤク

デジタル大辞泉 「反訳」の意味・読み・例文・類語

はん‐やく【反訳】

[名](スル)
翻訳ほんやく」に同じ。
「面白からんと思う新説などを抜萃し、之を―して載せ」〈田中館愛橘・羅馬字意見〉
一度翻訳された言葉もとの言葉に戻すこと。また、速記で書きとった符号を普通の文字に書きなおすこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「反訳」の意味・読み・例文・類語

はん‐やく【反訳】

〘名〙
※玉石志林(1861‐64)一「此れは、日本名のボニン反モニンジマの名を簡易に反訳せるにて」
② 一度翻訳されたことばを、またもとのことばにもどすこと。また、速記されたことばを普通の文字に書きなおすこと。
刑事訴訟規則(1948)五二条「すみやかに速記原本を反訳して速記録を作らなければならない」

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