収縮期血圧(読み)シュウシュクキケツアツ

デジタル大辞泉 「収縮期血圧」の意味・読み・例文・類語

しゅうしゅくき‐けつあつ〔シウシユクキ‐〕【収縮期血圧】

心臓が収縮したときの血圧血液が心臓から全身に送り出された状態で、血圧が最も高くなるため、最高血圧とも呼ばれる。血圧値は血管の硬さ(血管抵抗)と血液量(心拍出量)によって決まる。血液の粘度が高くなったり、血管が硬化したりすると、血液が流れにくくなり、血管壁にかかる圧力が高くなる。140mmHg以上で高血圧と診断される。最高血圧。最大血圧。→拡張期血圧

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栄養・生化学辞典 「収縮期血圧」の解説

収縮期血圧

 最大血圧,最高血圧ともいう.心室が収縮したときの血圧.普通は動脈,特に上腕部の動脈の血圧.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の収縮期血圧の言及

【血圧】より

…すなわち心臓の収縮期に対応して血圧は最大となり,心臓の拡張期に対応して血圧は最小となる。前者を最大血圧または収縮期血圧と呼び,後者を最小血圧あるいは拡張期血圧と呼ぶ。最大血圧と最小血圧の差は脈圧と呼ばれる。…

※「収縮期血圧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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