取潜(読み)とりひそむ

精選版 日本国語大辞典 「取潜」の意味・読み・例文・類語

とり‐ひそ・む【取潜】

〘他マ下二〙 (「とり」は接頭語)
① ひそませる。かくす。
古今著聞集(1254)一六「日くるれば、家にくだといふ小竹のよをおほくちらしおきて、つとめてはとりひそめけり」
② とりしずめる。
源平盛衰記(14C前)三「酒宴取(トリ)ひそめて、大納言行綱が膝近居よりて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android