精選版 日本国語大辞典 「取肴」の意味・読み・例文・類語 とり‐ざかな【取肴】 〘 名詞 〙 正式の日本料理の饗膳のとき、三度目に出す酒に添えてすすめる酒の肴。主人自身が漁猟したものや遠来の珍品などの心尽しの物を主人が取ってすすめるところからこの名がある。転じて酒の肴をもいう。[初出の実例]「とり肴で酒飲たし者をぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例