取込(読み)とりこみ

精選版 日本国語大辞典 「取込」の意味・読み・例文・類語

とり‐こみ【取込】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 取って内に入れること。「洗たく物の取込み」
  3. 家内凶事や祝い事があったりして、多くの人が入りこんで混雑すること。ごたごたすること。多く「おとりこみ」の形で、相手状態についていう。
    1. [初出の実例]「イヤ、御取込にもござりませう」(出典:虎寛本狂言・鱸庖丁(室町末‐近世初))
  4. 人をだまして金品をうばうこと。詐取

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android