取除無尽(読み)とりのきむじん

精選版 日本国語大辞典 「取除無尽」の意味・読み・例文・類語

とりのき‐むじん【取除無尽】

〘名〙 江戸時代にはやった無尽講一種。あたりくじで、金を取った人は退会して、以後掛金を払わなくていい無尽講。とりぬけむじん。とりぬけ。
御触書寛保集成‐四七・元文五年(1740)四月「取のき無尽と名附、三笠附同前之儀所々に有之由相聞、不届候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android