口上触(読み)こうじょうぶれ

精選版 日本国語大辞典 「口上触」の意味・読み・例文・類語

こうじょう‐ぶれ コウジャウ‥【口上触】

〘名〙 歌舞伎で、口上幕の始まる前に楽屋頭取がこれから口上が始まることを触れること。また、所作事の始まる前に、役割、演奏者名などを述べること。
※歌舞伎・霊験曾我籬(1809)三幕「三幕目の口上触れ済むと、直に三味線入りの馬士唄になり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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