精選版 日本国語大辞典 「口強」の意味・読み・例文・類語
くち‐ごわ・し ‥ごはし【口強】
〘形ク〙
① 強く言いはって、なかなか言うことをきかない。
② 口やかましい。ことばつきが荒々しい。
③ 手にあまるほど馬の気性が荒々しい。
くちごわ‐げ
〘形動〙
くちごわ‐さ
〘名〙
くち‐ごわ ‥ごは【口強】
〘名〙 (形動)
① 強く言いはること。口やかましいさま。また、ことばつきの荒々しいさま。
※虎明本狂言・吃(室町末‐近世初)「女、口ごはなるゆへによってりべつする」
② 馬の気性が荒くて、口を取りにくく手にあまること。また、そのさま。
※浮世草子・風流軍配団(1736)一「坂東黒といふ、口強(クチゴハ)なる馬にのりて」
くち‐づよ・し【口強】
〘形ク〙 強く言い張ってなかなか言うことをきかない。
くちづよ‐げ
〘形動〙
くちづよ‐さ
〘名〙
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報