口綿入（読み）くちわたいれ

精選版日本国語大辞典「口綿入」の意味・読み・例文・類語

〘名〙すその袘(ふき)や袖口に綿を入れて仕立てた着物。口綿のはいっている和服。くちわた。

※歌舞伎・杜若艷色紫（1815）序幕「袷広袖、口綿入(クチワタイ)れ、やつし、下に浴衣を着たる船宿の形(なり)」

出典　精選版日本国語大辞典精選版日本国語大辞典について　情報

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...