口腐(読み)くちぐされ

精選版 日本国語大辞典 「口腐」の意味・読み・例文・類語

くち‐ぐされ【口腐】

〘名〙
① もし破ったら口が腐ってもよいの意で、決心したことを決して破らないと誓うときに用いることば
※うもれ木(1892)〈樋口一葉〉五「口腐(クチクサ)他人扶助は仰がじと定めし」
② 鯉や金魚などに起こる病気。口の中がただれて最後にはあごが落ちる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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