古作(読み)コサク

デジタル大辞泉 「古作」の意味・読み・例文・類語

こ‐さく【古作】

古い時代の製作品古人の作。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「古作」の意味・読み・例文・類語

こ‐さく【古作】

〘名〙
① 古い昔に作られたもの。古人の作。多く刀剣、能面などにいう。〔天正本節用集(1590)〕
② 古くから耕作していること。また、その田畑や人。
※太上法皇御受戒記後附‐正治元年(1199)六月日・後鳥羽院庁下文案「凡公領之習、粗雖古作、田畠増減、未必如其実。是諸国之流例、亦公私之所察也」
③ 現在は耕作していないが、かつて耕作していた田畑。
※摂津勝尾寺文書‐宝治二年(1248)一二月二一日・出雲近真質地流券「雖庄例、不進古作之状如件」

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