古場村(読み)こばむら

日本歴史地名大系 「古場村」の解説

古場村
こばむら

[現在地名]常滑市古場町・苅屋かりや

東北の丘陵地帯のほかはおおむね平坦地。南域を東から西へ流れるさかい(立合川ともいう)や村の中央を流れる川が田畑に水を供給。集落は海岸沿いに発達。北は熊野くまの村・西阿野にしあの村、西は伊勢湾に面する。村名は、中世檜原ひばらの山から伐採した木材置場である木場に由来する。「寛文覚書」によれば、概高五二四石余、田二七町三反余・畑二町二反余、家数三五、人数一九六。源敬様御黒印写(徳川林政史蔵)によると、元和六年(一六二〇)に付家老竹腰山城守の給知であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android