古屋昔陽(読み)ふるや せきよう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「古屋昔陽」の解説

古屋昔陽 ふるや-せきよう

1734-1806 江戸時代中期-後期儒者
享保(きょうほう)19年生まれ。古屋愛日斎の弟。熊本の秋山玉山徂徠(そらい)学をまなぶ。江戸で開塾のかたわら,会津(あいづ)藩主松平容頌(かたのぶ)の養子容住(かたおき)の侍講をつとめ,藩校日新館の創立にもかかわった。寛政10年兄の跡をつぎ,熊本藩の儒官となった。文化3年4月1日死去。73歳。名は鬲。字(あざな)は公款。別号に紫陽。著作に「詩説」「古今学変考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android