古皮質(読み)コヒシツ

デジタル大辞泉 「古皮質」の意味・読み・例文・類語

こ‐ひしつ【古皮質】

大脳皮質一部で、系統発生的には旧皮質に次いで現れる部分両生類以上に見られ、両生類では旧皮質とともに主要部を占める。哺乳類では内側にわずかに存在し、本能情動などの中枢があるとされる。→新皮質旧皮質

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「古皮質」の意味・読み・例文・類語

こ‐ひしつ【古皮質】

  1. 〘 名詞 〙 大脳皮質の一部。系統発生的に旧皮質についで現われ、両生類以上にみられる。旧皮質とともに大脳辺縁系を構成し、本能・情動などの中枢が存在すると考えられている。〔からだの手帖(1965)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android