古草(読み)フルクサ

デジタル大辞泉 「古草」の意味・読み・例文・類語

ふる‐くさ【古草】

若草にまじって枯れ残っている去年の草。 春》「―も妹が垣根に芳しき/虚子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「古草」の意味・読み・例文・類語

ふる‐くさ【古草】

〘名〙 古くなった草。枯れ草。《季・春》
万葉(8C後)一四・三四五二「面白き野をばな焼きそ布流久佐(フルクサ)に新草まじり生ひは生ふるがに」

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