古雅(読み)こが

精選版 日本国語大辞典 「古雅」の意味・読み・例文・類語

こ‐が【古雅】

〘名〙 (形動) 古風で優雅なこと。また、そのさま。
※随筆・文会雑記(1782)三「又多賀古城の瓦、〈略〉硯に用るに古雅なるもの也」
草枕(1906)〈夏目漱石〉二「こんな婆さんから、こんな古雅な言葉でこんな古雅な話をきかうとは思ひがけなかった」 〔法書要録

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デジタル大辞泉 「古雅」の意味・読み・例文・類語

こ‐が【古雅】

[名・形動]古風で優雅なこと。また、そのさま。「古雅な趣のある茶碗

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普及版 字通 「古雅」の読み・字形・画数・意味

【古雅】こが

さびた美しさ。

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