叩殺(読み)たたきころす

精選版 日本国語大辞典 「叩殺」の意味・読み・例文・類語

たたき‐ころ・す【叩殺】

〘他サ五(四)〙 たたいて殺す。なぐり殺す。ぶち殺す。撲殺する。また、殺すを強めていう語。
※金刀比羅本保元(1220頃か)下「立帰て打殺、たたき殺(コロシ)、散々に振舞けれども」

たたっ‐ころ・す【叩殺】

〘他サ五(四)〙 「たたきころす(叩殺)」の変化した語。
咄本聞上手(1773)幽霊「ヤイふんばりめ、うぬ顎がすぎると、たたっころしてしまふぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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