召抱える(読み)メシカカエル

デジタル大辞泉 「召抱える」の意味・読み・例文・類語

めし‐かか・える〔‐かかへる〕【召(し)抱える】

[動ア下一][文]めしかか・ふ[ハ下二]雇って家来にする。「高禄で―・える」
[類語]雇う雇用採用雇い入れる抱える召し使う採択取る取り上げる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「召抱える」の意味・読み・例文・類語

めし‐かか・える‥かかへる【召抱】

  1. 〘 他動詞 ア行下一(ハ下一) 〙
    [ 文語形 ]めしかか・ふ 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 ( 室町時代頃からヤ行にも活用した ) 召し出して家来とする。家来として雇う。
    1. [初出の実例]「御うちにめしかかへられし野夫医者の」(出典:仮名草子・浮世物語(1665頃)四)
    2. 「直に召し抱へて、供の内に加へたり」(出典:尋常小学読本(1887)〈文部省〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android